砂田 有三   

(座間サッカ―クラブ代表・監督  秦野市在住)

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代表挨拶










座間市サッカー協会30周年に寄せて



座間市のサッカー関係者、並びにこれまで御尽力いただいた皆様方と共に30周年をお祝いしたいと思います。サッカーという競技があまり注目されていなかった30年前にサッカー協会を立ち上げた方々の先見性(と言えるのではないでしょうか)に敬意を表するものです。

さて、座間サッカークラブの創立は、1981年の12月8日ですが、その年の遡る春3月に第1回座間市ジュニアサッカー大会が開催されています。これは座間市で行われた初めての少年サッカー大会で、座間サッカークラブをつくる大きなきっかけとなりました。座間小学校の隣にあった公民館での抽選会とキャプテン会議。日産座間工場の大野さんによるルール説明もありました。私は、当時勤務していた相武台東小学校のサッカークラブ(週1時間のクラブ活動)のチームを率いて参加しました。他に参加したのは、地域のチームとして活動していた相武台ジュニア、入谷サッカー少年団、そして相武台東と同じような学校のチームが幾つか(5か6だったか)。何しろ体操着にゼッケンを縫い付けて紅白帽や鉢巻という今では考えられないような格好でした。相武台東チームは1回戦で優勝した入谷A(レッド?)と対戦し、善戦むなしく0−2で敗れたのでした。悔しさもありましたが、それよりも1つのボールを真剣に追いかける子どもたちを見て、「また機会があれば参加させたいな。今度参加するとしたらもう少し準備をしたいな。」と次の試合を見ながら考えている自分がいました。4月になり、座間小学校に異動になりましたが、実は当時は土曜の午後というのは職員の野球の試合が盛んに行われていて、サッカーチームを作りたいということを大きな声で言い出だしにくいものがありました。職員の野球もそれはそれで楽しかったのですが、サッカーチームを作りたいという思いは日に日に強くなり、子どもたちの要望も大きかったので、とうとう数人の仲間と作り上げてしまったのでした。あれから23年が経とうとしています。いろいろな事があり、楽しい時だけではありませんでしたが、たくさんの方々に支えられて今日に至っております。ここ数年は座間サッカークラブがより地域のクラブとしての存在を色濃くするために組織を見直したり、新しい取り組みをおこなったりして常に前進しようと努力しています。そして、これからも恵まれた地域の環境を生かし生かされながら座間市の少年サッカー発展と青少年健全育成の一翼を担っていきたいと考えております。

と、ここまで書いて、やはり、最初にサッカー協会を立ち上げた人がいればこその30周年であり、わが座間サッカークラブでもあるのだなあと気がつきました。心から感謝。


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